世屋だより

京都府指定無形民俗文化財「丹後の藤織 り」を受け継ぐ

わたしたちの丹後藤織 り保存会は 、京都府指定無形民俗文化財「丹後の藤織 り」の保護団体として 、丹後の山村宮津市上世屋に残る藤織 りの技術の 継承と普及を目的として活動 をつづけている会です 。この藤織 りの伝承技術を後世に伝えていくため ヽ上世屋地区 を中心に講習会を開催 して ヽ今年で34年 目を迎える息の長い取 り組みを行なっています 。
藤織 りの工程は ヽゴツゴツ した藤蔓の木の皮の 維か らおよそ 10工程をとお して柔軟な布へと変身させます 。藤織 りの楽しさや難 しさを 、受講者自ら山へ入って藤を伐 るところから機で織 り上げるまでを体感 していただ くことによって 、後継者の育成をはかっていきたいと考えています 。
ぜひ 、この機会に木綿が普及す る以前の樹皮 繊維である「藤織 りの世界 」を体験してみませんか 。織物 経験の有無や性別 年 は問いません 。まった く織物の経験 のない方 、山 歩きが好 きな方 、なんでも自分で作 りたい方 、ご参加お待ちしています。

年7講座丁寧な指導を受けられます

5月山での藤伐りから始まります。伐った藤の蔓かわ皮をはぎ焚いて繊維をとりだします

 

繊維を績んでつないで撚りをかけて糸にします

同期の受講生みんなで一枚の織物ができあがります。

参加者募集中です

丹後藤織保存会HP

【開 催時期】 2018年 5月 12日 (土 )~ 12月 2日 (日 )〔 年 7講 座 各 1泊 2日 〕

【会 場】 宮津市上世屋 世屋高原家族旅行村「 しおぎり 」〔第 1講 座の会場 と宿泊先 〕

宮津市上世屋 藤織 り伝承交流館 (旧 世屋上分校 )〔 第 2講座以降の会場 〕
【 講習会日程および講習内容】

第 1講 座 5月 12日 (土 )―13日 (日 ) 開 講式 、藤 伐 り、藤へぎ
第 2講座 6月 2日 (土 )―3日 (日 ) 灰汁炊き、藤こき 藤績み
第 3講 座 7月 7日 (土 )―8日 (日 ) 灰汁炊き 藤こき 藤績み
第 4講 座 9月 1日 (土 )―2日 (日 ) 撚 り掛け、枠取 り、藤績み
第 5講座 10月 13日 (土 )―14日 (日 ) 撚 り掛け 、枠取 り、藤績み、整経
第 6講 座 11月 3日 (土 )―11月 4日 (日 ) 整経、機織 り 藤績み
第 7講 座 12月 1日 (土 )―2日 (日 ) 機 織 り、藤 績み、修了式
【講 師】 丹後藤織 り保存会員

【募 集定員】 10名 (申 し込み順 定員にな り次第 じめ切 ります )

【応募の条件】すべての講座に参加できる方で ヽ講習会修了後 ヽ 保存会に入会する意志のあること 。

【参加費 注意事項】

初回 〔第 1講 座分 〕 27 600円 (受講料金 7講 座分 20 000円 1泊 3食 代を含む )
第 2講座以降 7 600円 (1泊 3食代実費 )多少 動があ ります 。
注 1 現地までの往復の交通費は各自でご負担 ください (現地集合 現地解散 )。
注 2・ テキス ト代 第 1講 座の傷害保 料は受講料に含 まれます 。
注 3 第 1講 座で します受講料は ヽ講習会途中でやめられても返金はいた しません 。

〇修了証書 次の両方の条件を たした方は ヽ藤布 (小 月 )を 修了証書 としてお渡 しします 。
1全工程 10.5日 (7講座 15日 )の うち8.5日 以上の出席 。

注 1 各講座を土曜日は 0.5日 (半 日 )ヽ 日曜日 1日 で計算 。
2全工程に出席 。
注 2 次の講座は二講座で合計 1 5日 以上の出席 。
〔第 2講 座 と第 3講 座 ヽ第 4講座 と第 5講座 ヽ第 6講座と第 7講 座 〕
注 3 整 は第 5講座と第 6講 座のいずれ も土曜日のみ 。
注 4 工程のなかの糸づ くり (藤績み )で は ヽ家へ持ち っての宿題があります 。
【申 し込み方法】 「受講申込書 」に必要事項を書いて ヽ返信用封筒 (宛 名を記入 し ヽ92円切手を貼 ったもの )同 封 して申 し込んで ください。申し込み用紙はこちら

【申 し込み 問い合せ先】 〒626-0227 富津市字上世屋 574-1 丹後藤織 り保存会「藤織 り講習会」係(電 話 FAX0772 27-1547)