村の記録
楮煮
2016.11.24
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今日は炊き出しの日
上世屋の人たちに、「玉ねぎ食べたら皮ください」と言ってコツコツ貯めてもらった玉ねぎの皮たち。
を鍋でぐつぐつ煮詰めて、濃い液を作っておきます。
個人的に、この濃い玉ねぎの皮の何とも言えない透き通ったオレンジ色は好きですが、
玉ねぎは切るのも煮るのも、涙が出ます。。
型染の世屋手ぬぐいづくりを始めています。柿渋、クリ、そして玉ねぎはタンニンがあってよく染まる。
なので玉ねぎの皮いつでも募集中です。煮ながらこないだ蒸した山楮を皮で洗います。
ようやくやっと水が冷たくなってきた。
冬冷えすぎると手がかじかんで動かなくなるので、
秋の終わりのこの水の冷たさくらいが一番心地いい。
夏が来ると冬を忘れ、忘れたころに冬がやってくる。
冬が来ると夏を忘れ、また忘れたころに・・・。
工房裏のこの川は、
昔「ブタイ」と呼んで、よく子供たちが水遊びをしにきていたところだそう。
こんど大家さんやトクさんに現場で話聞きたいな、
夏が来るとうちの子にもここで川遊びさせたいな。
玉ねぎの後は楮煮。
今回は緑皮のついたまま作ります。
灰を入れて二時間・・煮てそのまましばらく置いて、川につけ、晒します。
良い繊維になりますように。
明後日は晴れるそうなので、この後は楮刈り、明日は楮蒸し