世屋の人々と共に働き共に暮らしながら地域での暮らしをイメージしていく「村人になるインターン」始めます。
世屋地区にある移住体験施設「セヤハウス」を拠点に暮らしながら、四季折々のなりわいを自分のペースで体験できるというこの企画。インターン期間は1泊2日の短期から1ヶ月以上の長期でも対応可能。「週1回定期的に世屋に訪れ、米作りを学ぶ」なんてこともできます。現地のコーディネーターがその時期のナリワイや地域の方を紹介しますので、それを組み合わせて自分のイメージする田舎暮らしの可能性を模索できます。
近日中に棚田の米作りや狩猟、和紙作りなど、世屋でのなりわい体験を順次アップしていきますのでお楽しみに。
世屋となりわい
宮津市世屋地区は、京都府北部・丹後半島の中央部に位置する山間の村です。地区の中では最も多くの人が住む「下世屋」、無農薬栽培で大規模な棚田が連なる「松尾」、茅葺屋根の民家が残る「上世屋」、手漉き和紙の里であった「畑」、都市からのIターン者がペンションなどを営んでいる「木子」の5集落から成っています。周辺の山林とともに伝統的な里山集落の景観が残され、昔ながらの暮らしが今も受け継がれています。
世屋でのナリワイは多様ですが、中でも米作りは、海を眺め下す棚田の風景や黄金に色づく稲木干しの景観、住民同士の強いコミュニティを守るうえで大切な仕事です。小さな田んぼには大きな機械が入りにくいところも多く、昔ながらの手法が今も多く見られます。
雪に閉ざされる冬場のナリワイとして手仕事も盛んです。藤蔓から績み出される古代布「藤織り」や世屋で育てた植物を用いた紙漉きなど、伝統を若い移住者が受け継ぐ試みが始まっています。
また、新たな動きとして狩猟をナリワイにするプロジェクトが昨年始まりました。獣肉解体施設を作り、世屋や近辺の山々で獲ったイノシシやシカをジビエとして販売しており、猟師として生きたい人を移住者として迎えようと募集しています。また、移住者が営むペンションや近くの福祉施設で働きながら農業を営むという手もあります。
村びとになるインターンの流れ
-
①問い合わせ
興味のあるプログラムを見つけたら、お気軽にお問い合わせください。インターン開始希望日の2週間前までにご連絡ください。
-
②現地コーディネーターとの調整
なるべくご希望にそうような形で日程を組ませていただきます。ナリワイ体験以外にも「移住について世屋の人に相談してみたい」「空き家を見てみたい」などあれば、ご相談ください。もちろん、滞在中の日程全てでナリワイ体験をする必要もありません。ぜひ世屋をゆっくり散歩しながら、出会ったおばあちゃんと話をしてみる、なんて過ごし方も考えてみてください。
-
③スケジュール決定
現地との調整がつき次第、スケジュールの連絡をさせていただきます。
-
④インターン実施
「村で一緒に仕事」
世屋の人と共に働き、現地でしか味わえない空気感をぜひ肌で感じてください。「ご飯を一緒に食べながら移住相談」
移住者の割合も多い世屋地区。先輩移住者や住民の方の話を聞きながらイメージを膨らませ、具体的な移住の相談もしてみましょう。「丹後であなたに合いそうな地域の紹介」
地域であなたがしたい暮らし方、働き方を是非そのままお聞かせください。丹後地域は各自治体間の連携も強いため、本当にあなたに合う地域が見つかるかもしれません。*2020年4月よりコーディネート費いただきます。5,000円~