世屋だより

朝ユウコさんが我が家の小豆も刈りかけてくれていた。うちの稲木ちょっと空いたから、かけといたろうと思って、と。

小豆刈るのはこういう曇りやちょっと雨降った時のがいいよ、そうでないと触ると弾くから。おばあさんらもよおそういって朝ま早よからしてたと。

もう先から腐りかけてくるから、青いのもあるけど、ちょっと遅いくらい。

 

ソバをもう脱穀したんだ、と稲木には小豆ばっかりがびっしり。

稲木かけのときの投げ方も、相手が取りやすい投げ方を自然と、相手の動作をみて思いやって効率よく。

凄いなあ、

まだまだ私たちには特別なことが多くて。早く当たり前になるといいなあ、こういう細かい一つ一つの日常。

 

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