世屋を知り世屋に関わる
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  •    上世屋の風を感じてください

宮津市上世屋(かみせや)は、京都府北部・丹後半島の中央部に位置する山間の村です。伝統的な造りの民家を中心に棚田が広がり、周辺の里山林とともに美しい景観を醸し出しています。現在、10世帯21人。小さな村の暮らしを将来に繋げたい―。眼下の宮津湾から吹き抜ける風の中で、村人による様々な試みが始まっています。

まず上世屋を知ってもらうには、何より村に来てもらい「風」を感じてもらうのにかぎると思っています。村を歩いて、自然のこと、田畑のこと、暮らしのこと、人のことをあなた自身が体感して下さい。

暮らしと仕事が混ざりあう

会社勤めでは、趣味の時間と仕事の時間がはっきり分断しています。上世屋の暮らしは、そこが混然一体です。春の山菜取りは、食材取りであると同時に遊びでもあります。田んぼ仕事はお米を販売するために行ってはいますが、毎年、風土と稲の様子を見極める力量が問われる楽しい挑戦です。いいお米ができると、世屋の風土と素晴らしい共同作品が描けたようで誇らしい気持ちになります。食以外のモノづくりでも同じ、風景の一部から染織の色をもらったり、素材をいただいて、自分の手でモノを生みだしていき、一つ何か出来上がった時の満足感は他では味わえない心地よさです。「仕事を主体に組み立てる暮らし」だけが選択肢ではありません。自分を主体に暮らしをデザインできることを、少しでも知ってもらえれば、と思っています。

今回は「冬の手仕事」体験です。

世屋では、むかしから農閑期の手仕事として藤織や紙漉きが営まれていました。藤織は京都府の無形民俗文化財に登録されている希少な技で、山間の雪深い里でひっそりとおばあさんたちの手で脈々と受け継がれてきました。藤の布は「のの」と呼ばれ、春藤の木を山から採ってくるところから始まる、木綿が生まれる前の最も原始的な木の繊維から作る味わい深い布です。

紙漉きは、上世屋の隣の里、畑という集落でかつて原料栽培から紙漉きまで一貫して冬間に各家庭で行われていました。山でも楮は自生していますが、紙づくりにはたくさんの繊維が必要になる為、畑栽培がメインです。自家栽培だけでなく、昔は畑の畔で農家さんに栽培してもらってそれを買い集めてもいたようです。

どちらもそれぞれの藤や楮という木を刈り、その皮を剥いで焚いて、里の恵みから繊維を自分たちの手で調達するところから始まります。私たちが村の人や昔の人から教わるのは、ゼロからモノを生みだせるということを知っている逞しさです。無ければ買う、ではなく、じゃあ山でとって来よう、育ててみよう、身近にあるから作ってみようという思考。自分たちでモノを生みだせるということを知っているか知らないかは大きく違います。それは暮らしの中の知恵から構築されてきた民具を見ても、とても自然と上手く付き合ってきたことを習えます。紙を漉くことと布を織ることと、同じ木からでも人の知恵と手技で色々な使いようができ、素材を知って使い分けることによって素敵なモノづくりのある暮らし方がきっとできます。

今回のツアーでは、そんな手仕事の中の大切な一工程で、火にあたりながら皆でできる作業をピックアップ。藤織の「フジウミ」と呼ばれる糸を生む作業と、紙漉きの「カゴナゼ」と呼ばれる繊維を炊く前に綺麗に傷を取っていく作業は、かつておばあさんたちが、昼間の仕事を終えた後など、誰かの家に集まって囲炉裏を囲んで話ながら夜なべして行っていた作業です。人の手でしかできない地道な作業ですが、皆で火を囲んで話したりお茶をしながらすれば何倍も豊かな時間になります。囲炉裏端会議しながら手仕事のある里の暮らしの一場面を体験いただこうというものです。

 

【開催概要】

 

▶︎イベント実施日
【第3回】 冬の手仕事
2018年3月24日(土) 11時〜17時 

▶︎内容  上世屋・村人になる移住ツアー~冬の手仕事~
①上世屋(かみせや)を感じる
集合場所の宮津駅(丹鉄)から、こちらで用意する車で上世屋まで移動します。道中、丹後地域のこと上世屋のことをお話しさせていただきます。そして上世屋に到着したら少し歩きましょう。空き家の物件紹介もします。

②お昼は地域食材のお弁当
一緒にお昼ご飯を食べます。おしゃべりをして交流してもらってもいいですし、のんびり村をながめながらもOK。自由に過ごす時間をつくります。

③冬の手仕事体験

収穫して炊いた藤の繊維を撚りかけし、糸にする前の手仕事「フジウミ」と、世屋で育った和紙の原料の楮の木を蒸して皮を剥いだ後の黒皮や傷をとって綺麗にしていく手仕事「カゴナゼ」を体験していただきます。時間があれば糸車も体験いただけます。

④移住・手仕事・モノづくりの相談

担当の作家自身も移住者です。移住者にとって最も不安が大きい収益や販路のこと、住まいや、補助制度のことなどを希望者にはお話しさせていただきます。暮らしのこと、子育ての質問など何でもざっくばらんにお答えします。改修した移住体験施設「セヤハウス」・住まい兼工房の民家・藤織の施設なども見学していただけます。

▶︎こんな人におススメ

・手仕事が好きな方

・藤織や紙漉きを本気でやってみたい方

・素材からのモノづくりに興味のある方

・手仕事・モノづくりで生計を立てていきたいという方

・離れて暮らしていても田舎×デザインに興味のある方

・山や自然に近い暮らしや仕事がしたい方

・上世屋に住みたい、行ってみたい方

・丹後地域に移住を考えている方

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日時:3月24日(土)11:00〜17:00
集合 11:00 丹後鉄道「宮津」駅バスターミナル

※おすすめのアクセス方法 丹海高速バス 8:55京都駅→9:18高速長岡京→10:51宮津駅。帰りは17:14宮津駅→19:15京都駅、16:54宮津駅→19:25大阪駅

参加費:1,500円(上世屋の食材を使ったお弁当付き)※素材は持ち帰れませんが希望者はご相談ください。

持ち物:汚れてもよい暖かい服装、エプロン、ハンドタオル

申込:以下申し込みフォームよりお申し込みください。
定員:8名様
主催:ドチャック会議(上世屋定住促進協議会)
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日時2018年3月24日(土) 11時〜17時
イベント名上世屋・村人になる移住ツアー~冬の手仕事~

参加申込みフォーム

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